「酒」の顔とも言うべきもので、ある意味中身の酒よりも蔵元の個性がはっきりとわかるところです。 ラベルの表記もレトロな毛筆あり、絵画など様々ですし、ラベルの形も胴をぐるっと1周する長いタイプや、短冊形のスッキリとしたもの、はてさて、素材に関しては和紙・シール・ビニール素材・金箔など実に様々です。 表示は酒税法に基づき、文字のサイズや内容が細かく定められています。 | - 商品名 これがなくては始まりません。これらの表示の中で酒がどのようにして造られたか(お酒の種類や素性)がわかります。詳しくは「お酒の種類について」をご覧下さい。
- 製造年月 この商品が蔵元からいつ出荷されたか(蔵元によっては瓶詰め時期や賞味期限の表示になっています。)がわかります。但し、蔵元で熟成させた後に出荷された酒や、小売酒販店で味の変化を楽しんでいただく為にあえて、熟成している酒もあり、あくまで目安という認識で良いでしょう。要は管理が大事なのです。
- 容量 清酒は基本的に一合(180ml)を基準に瓶詰めされていましたが、生活スタイルの変化から現在ではその限りではありません。最近では業界内で小瓶と呼ばれる720mlや300mlなど冷蔵庫に入れることが出来るサイズに人気があります。
- 酒税法上の酒の種類の表記 清酒もしくは日本酒と記載されます。
- アルコール度数 一般的な日本酒のアルコール度数は15度~16度ですが、原酒では更に高くなり、純米では18度、本醸造では20度にもなるものがあります。
- 原材料名 どのような原料にて醸されたかがわかる大事なところ。酒はやはり口に入るもの。とても気になるところです。詳しくは「お酒の種類について」をご覧下さい。
- その他 蔵元によってはラベルに使用している書などの説明も記載されています。
|