『五一わいん』こと株式会社林農園は、葡萄の産地として知られる長野県塩尻にある
1911年開園の100年以上の歴史を持つワイナリーです。
葡萄の栽培方法にもこだわりがあり、
オーストラリアの「スマート・マイヨルガー仕立て」方式を元にした、
「ハヤシ・スマート方式」でぶどうを栽培しています。
こちらの栽培方法では、それぞれの支枝から、
全て一方向(北向き)に新芽を伸ばすことで、整然としたぶどう棚が完成されます。
果実への通気性や日照が抜群に良いため、完熟したぶどうを収穫することが出来ます。
作業工程も簡略化されるため、通常の棚栽培に比べ約40%の省力が可能になります。
一般的な既存のぶどう棚をそのまま利用でき、剪定から肥培管理まで、
初心者でもすぐに作業が可能な事から、
林農園では自社のみならず、この栽培方式を広めて行きたいと考えて指導も行っています。
五一わいんを世界に知らしめたのは、当店でも取扱いのある貴腐ワインですが、こちらも国内産ワインを対象にしたコンクールで銀賞(極甘口ワインの部)を受賞した評価の高いワインです。
味わいは一言で言うとアイスワインの様。
アイスワインとは、原料となる葡萄を、完熟しても収穫せずにそのままにしておいて、冬に葡萄が凍った時に収穫し搾ります。完熟して味の濃い部分だけが搾られるので、濃密で極甘口の、貴腐ワインに勝るとも劣らないワイン。
この氷菓の雫は、収穫した葡萄を冷凍庫で凍らせてから搾る
クリオエクストラクション法(低温搾汁)という製法で造られたワイン。
上品な蜂蜜のような甘さと、濃密でナイヤガラのフルーティーな香りが特徴の
極甘口デザートワインです。
【主な受賞歴】
・2005年 国産ワインコンクール 極甘口部門 銀賞
・2006年 国産ワインコンクール 極甘口部門 銅賞
・2007年 国産ワインコンクール 極甘口部門 銅賞
・2008年 国産ワインコンクール 極甘口部門 銀賞
・2010年 国産ワインコンクール 極甘口部門 銀賞
・2012年 国産ワインコンクール 極甘口部門 銀賞
・2013年 国産ワインコンクール 極甘口部門 銅賞
・2014年 国産ワインコンクール 極甘口部門 銀賞
・2015年 国産ワインコンクール 極甘口部門 銅賞
・2016年 国産ワインコンクール 極甘口部門 銅賞
■製造元:林農園(長野県・塩尻市)
■原料:ナイヤガラ100%
■タイプ:極甘口
■アルコール度数:15%未満
■飲み頃温度:6度〜10度