宮城最古の蔵「鳳陽」の春酒
仙台市の北隣、富谷町にある蔵元、
「鳳陽」こと内ヶ崎酒造店。
元和4年(1618年)伊達政宗公の命で、
奥州街道の富谷宿を開いた内ヶ崎家が創業した蔵元です。
酒造りの始まりは寛文元年(1661年)。
その歴史は350年近く、宮城県内最古の酒蔵。
南部杜氏伝統の技を守り、
昔ながらの手作りにこだわっています。
その「鳳陽」から春酒が届きました。
【 純米原酒 はるなごみ 】
==蔵元さんからのコメント==
鳳陽の目指す純米酒は、綺麗でありつつも、
味わいのしっかりした酒。
今年の米は猛暑の影響で硬くて溶けづらく、
浸漬時の吸水歩合を上げるなどの調整をして、
薄辛い酒にならないよう努めました。
鳳陽では、大吟醸から本醸造まで全量槽搾りです。
手間はかかりますが、
目指す酒質と蔵の効率に合った方法です。
「はるなごみ」の味わいは、
マスカットやメロンの様な香り、
ジューシーな甘味のある味わい。
クリアな印象もあり、
ダレることのない優しい甘味に癒されてください。
お燗の場合はぬる燗がおすすめです!
牡蠣や赤貝、ホッキ貝などの旨味ののった貝類や、
豚肉を使ったお料理との相性抜群です♪
■蔵元:合資会社内ヶ崎酒造店(宮城県富谷市)
■原料米:まなむすめ(宮城県産)
■精米歩合:65%
■日本酒度:−3
■アルコール分:15%
■製造年:2024年