2011年の東日本大震災。
宮城県沿岸地域の塩釜市に蔵を構える「浦霞」こと株式会社佐浦。
その本社蔵は、津波が押し寄せ、事務所は床上浸水の被害を受けました。
設備への被害、また多くの商品が破損し、
本社蔵からの出荷もストップするなど、大きな被害がありました。
震災から月日がながれ、少しずつ復興への歩みを進めています。
そして、今回発売された
「浦霞 本格焼酎につけた梅酒」
浦霞の「梅酒」と言えば毎年限定発売される
「純米原酒につけた梅酒」がありますが、
今回梅酒のベースとなるお酒は「本格焼酎」。
日本酒の酒蔵のイメージの浦霞ですが、数量限定で本格焼酎の製造も行っております。
震災時の3月は、浦霞でもまだ仕込み途中のお酒が多数ありました。
しかし、ライフラインが長期間停止し、仕込み作業もストップ。
仕込みシーズンの終盤となっていた清酒造りは大変な困難を極めました。
そんな震災時に、清酒用に仕込まれていた醪(もろみ)。
その醪から造った焼酎が、今回の梅酒のベースとなった本格焼酎です。
震災からの復興、「再生」への想いが込められています。
宮城県蔵王産の青梅を使用しつけた梅酒は、
「純米原酒につけた梅酒」よりも、爽やかな酸味とスッキリとした味わいが特徴です。
良く冷やしてはもちろん、ロックやソーダ割りもオススメです。
1本はすぐにご賞味いただく分、1本は熟成させる分といった
複数ご購入をお勧めしたい商品です。
■蔵元:株式会社佐浦(宮城県塩釜市)
■原材料:本格焼酎、梅、糖類
■アルコール分:12%台
■商品発送及び保管上のご注意:クール便発送、冷蔵庫保管