
自然と共生すること
それは次世代に続く物語
「人と自然が共生することについて考えてみた 」
宮城県大崎市の蔵元一ノ蔵は以前より、「R」瓶を使用するなど環境負荷に配慮した商品作りに力を入れてきました。
今回この不思議なネーミングの純米酒を発売するに至った経緯は、自然と人が共に存在し続けるためにはできる限り環境負荷を減らした原料で醸したい。そういった取り組みを飲み手の皆様と共有したい。一緒に考えたいとの思いがあったためです。
使用されているお米は、生き物と共生する事で育った有機米「ふゆみずたんぼ(冬期湛水)米」のササニシキを100%使用しています。
※ふゆみずたんぼ米とは
冬の間も水を張り米を作る農法をいいます。
水を張った田圃は、渡り鳥の憩いの休憩場所となり、水の中の微生物や餌となる生き物を食む事で、食物連鎖のサイクルが生まれます。
またこの生物の影響で土壌は柔らかくなり、また水鳥の糞などで肥沃な土が生まれます。
農薬や化学肥料に頼らないこの農法は、一ノ蔵のある大崎市の蕪栗沼地域で1998年よりスタートしました。現在は毎年10万羽を超える渡り鳥が訪れる、水鳥のサンクチュアリとなっています。
2005年には沼と周辺水田はラムサール条約湿地に登録。2017年には世界農業遺産に認定されました。
アルコール14%の飲み口
通常の日本酒より少し低めの14%。軽やかで上品な香りとしっかりとした旨味。そして有機米ならではの柔らかな口当たり。
冷やしても常温でも美味しく飲めますが、これからの季節は温めて呑んでもGood!
以前販売しておりました「一ノ蔵 ふゆみずたんぼ 特別純米原酒」の派生商品となります