東京農業大学がクラウドファンディングにて支援を募り、「花酵母」での酒造りに挑戦したプロジェクトです。
※クラウドファンディングの募集期間は、2019年4月5日で終了しています。
1998年、東京農業大学では、花から酵母の分離に成功しました。
酒造りに欠かせない「酵母」。
その「酵母」に、花から分離した「花酵母」を使用することで、華やかで清楚な香り高いお酒が生まれます。
東京農業大学では、「農大花酵母」として、「花酵母」を次々と見出してきました。
そして、醸造科学科微生物工学研究室では、バラの品種である「プリンセス・ミチコ」から「花酵母」分離することに成功。
気品のある魅力的な日本酒造りが出来る「プリンセス・ミチコ」の「花酵母」を使った日本酒を、日本全国の酒蔵が醸したら。。。
同じ「酵母」を使っても、米、水、そして酒造り、酒蔵ごとに異なる味わいの酒ができあがるのが、日本酒の醍醐味です。
このプロジェクトでは、東京農大の卒業生の酒蔵の中で7蔵が参加し、酒造りに挑戦。
「プリンセス・ミチコ」の「花酵母」の魅力をより深く、広く味わえる企画でした。
その7蔵の中の一つが「一ノ蔵」です。
「プリンセス・ミチコ」プロジェクトは、クラウドファンディングで企画されたプロジェクトです。
クラウドファンディングにご支援いただいた方々に、御礼の品として、7蔵のお酒をお送りし、
プロジェクトの収益は、すべて災害被災地への義援金となっています。
経験豊富な杜氏とはいえ、いわば未知の酒造りでした。
もしかしたら。。。うまくいかないことがあるかもしれません。
当初予定していた酒質設計通り、思うようにならないこともあるかもしれない。
そんな中「花酵母」の日本酒造りに挑み、
初挑戦ながら、「花酵母」仕込みのお酒は、香り高く気品あるものとなりました。
厳密な温度管理のもと、大切に大切に醸したお酒。
昨年は、クラウドファンディング企画用に仕込んだお酒の一部。
僅かでしたが多く仕込んだ分を、一ノ蔵の蔵開放で特別販売し早々に完売となっております。
原料米には、宮城県を代表する米「ササニシキ」を100%使用。精米歩合50%の純米吟醸です。
長年地元産米「ササニシキ」での酒造りにこだわってきた一ノ蔵。「ササニシキ」で醸した、優しい口当たりと、心地よいキレの良さが特徴です。
「ササニシキ」の柔らかくもキレの良い飲みごごちと
「プリンセス・ミチコ」の「花酵母」から生まれる、果実味あるフルーティーな香り。
透明感のある味わいが特徴の純米吟醸酒です。
「プリンセス・ミチコ」のバラの花をイメージした専用カートン入り。大切な方への贈り物や母の日ギフトにもオススメです。
■蔵元:株式会社一ノ蔵(宮城県大崎市松山)
■原料米:ササニシキ(宮城県産)
■精米歩合:50%
■日本酒度:-6~-4
■アルコール分:16%
■製造年:2024年
価格:3,520円(税込)
[ポイント還元 35ポイント~]